【コラム】『21世紀型学力』を育てるのは「○○スキル」としての「ことば」の学習だ!!|大島栄伸塾/都立中・高受検を中心に小・中・高対象の江東区大島駅前の個別指導塾

【コラム】『21世紀型学力』を育てるのは「○○スキル」としての「ことば」の学習だ!!

こんにちは。塾長の飯塚です。
さて、大型連休も終わりましたがいかがお過ごしでしょうか?
非常に天気のいい連休でしたので、外に出かける方も多かったでしょうか?

私も久々に連日外出をさせていただき、連休を楽しむことができました。

さて、前回のコラムは時代の変化で求められる能力が変わっていること。
そしてそれを受けて、「思考力・判断力・表現力」をより重視した「評価テスト」が導入されること、を書きました。
また、この能力を磨くには「国語力が必要」とも書きました。ただ、「国語力」というと少し漠然としているかな、とも思いましたので今回は「ことば」の学習というテーマで書いてみます。
大学入試制度が2020年に変わるという話は、現在小中学生に通うお子様の親御様なら耳にしたことがあるかもしれません。

ちなみに、日本はいいか悪いかは別として、「入学試験」に向けた教育が非常に盛んです。「教育を変えていく」ためには目標となる「入試」を変えることが必要であるといううこともできます。

「入試制度」の変更は「教育」の変革とイコールいう考え方ができるのです。
それでは、どのように教育を変革していこうとしているのか。


国立教育政策研究所という機関が、2012年に出した報告書(「社会の変化に対応する資質や能力を育成する教育課程編成の基本原理」)では求められる資質・能力の枠組みのとして

「思考力(論理的・批判的な考え方、問題発見解決力や創造力)

「基礎力(情報や数字・データなどを理解する力)」

「実践力(自律的に活動する力、人間関係を形成する力)

の3つを挙げています。その中でも、「思考力」を中核とすることを示しています。



先ほどの報告書の23ページには興味深いことが書いてありました。

「創造的思考力(=子ども自信が既に習った事をもとに、自ら様々な情報を得、それらを既習の知識と意味付けたり、関係付けたりして、新しい知識をつくり出す力)」を教育目標に掲げている新潟大学教育学部附属新潟小学校の例です。

この学校では既に習った知識をもとにして問題解決へと向かう「考え方」を、教科を問わない共通の「思考の方法」として定義し、それを児童にとらえ易いよう話形(ことばの「型」)として教えているそうです。「思考のことば」と呼んでいるようです。



「思考のことば」で、思考過程はこのような順で「一般化」して伝えていきます

1.何をもとに(=すでに習った知識や技能)

2.何に向かって(目的・課題解決)

3.どのように考えているのか(思考方法)

そして、思考方法として、以下のような言葉を教えるそうです。

「もし~ならば、~となる」(仮定する)

「もし~の立場(視点)から見たらどうなるだろうか」(視点や観点を変える)

「~でうまくいったので、~でもうまくいくだろう」(類推する)

「A,B,Cから~のきまりがいえる」(帰納的にみる)

「~の決まりからDが説明できる」(演繹的にみる)

このように「わかりかけていることをことばにしていくこと」で、問題解決の道筋を作れるということになるです。この「思考のことば」は各教科共通の「思考の方法」として定義しているようですので、教科の特性に合わせての活用もできることになります。

この小学校の例は、「考えるために必要なこと」を「決まった形のことば」に当てはめて伝え、実践させようとしていました。ものの考え方を形作るのに「ことば」というものは非常に重要になってきています。
単なる「コミュニケーションツール」としてのことばの重要性は多くの人に認識されています。しかし「ことば」を学習することのメリットはそれだけに限ったことではないのです。「思考スキル」を身につける「ことば」に出会うことが大事なのです。



ちなみにこのような「思考スキル」として「ことば」を学ぶ学習は、「国語」や「英語」の時間だけではありません。


「数学」では、証明を使って上にあった「帰納的」な考え方や「演繹的」な考え方を学習しています。

また、現在中学校の「技術」で始まっている「プログラミング」の学習もコンピュータ言語を通じて「思考スキル」としての「ことば」を学びます。「もし、××のキーがおされたら、△△を動かす」というのは「仮定する」という上記の「思考の方法」です。この発想は、「思考」に重要なのです。

ほかにも、本を読むことにより人の「考え方」や大げさに言うと「生きざま」に触れることが可能です。本でなく漫画や映画でもよいと思います。私はスラムダンクの安西先生の言葉に影響された世代です。

このように、「ことば」に触れること、理解すること、そして自然と身についてしまことうが「思考スキル」を重視する「21世紀型学力」に必要不可欠です。

当塾では「読解力・国語力」の教科に力を入れていますが、身につけてほしいのはこのような「ことば」の力でもあります。

当塾では主に小学生に向けてことばの学校という読書教室を開講しています。
主に小学生と書きましたが、対象学年は年中~中3で、幅広い本を用意しています。

「楽しみながら読書を習慣化していただく」という「良書多読」が目的です。
文にたくさん触れることにより、「思考」を形づくる意味での「ことば」に触れ合う機会をつくる効果があります。
さらに、オリジナルの「ことばシート」により、国語的な学習としての「語彙力養成」にも力を入れています。語彙力は当然「文章理解力」に影響します。

今年4月からはプログラミング・ラボというゲームをプログラミングする教室を開講しました。プログラミングとはコンピュータ言語の習得、ということになりますが、当塾では小学生低学年から使える「スクラッチ」という言語を使ってゲームを作ってもらいます。ゲームを作ることを楽しむことを通じて、先ほど書いた「もし~ならば、△△する」という思考を根付かせるレベルまで定着させることを目的としています。


国語は、元祖カリスマ講師として、(知名度は他の先生に越された感じもありますが、、、、)特に学校や塾の先生には大人気で、私も指導法などを勉強させていただいている「出口汪」先生の「論理エンジン」のプログラムを導入して、論理的思考力の育成に力を入れています。読み方の基礎をじっくり習得しますので、得点力にもつながります。


受験算数の世界では「教え込み」によって公式のように解法を教えていく指導も多い中で、当塾ではしっかりと筋道を立てる方法を伝えています。
一方で、数学の証明は「型を覚える」ことに力を入れます。「型」がはっきり分かることにより、思考が形づくられるので、習得が早いと考えているからです。

今回書いたことは、なかなか保護者のみなさまにも説明する機会がなく、書いているうちに力が入って、長くなってしまいました。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。


次回はより具体的に「論理的思考力アップのための読解のスキル」について書きたいと思います。

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