都立高入試 過去問演習を行う際のポイント~国語【その2】部分的に正しい選択肢に注意

都立高入試 過去問演習を行う際のポイント~国語【その2】部分的に正しい選択肢に注意

★国語【その1】はこちら

大問4:論説文読解(各5点×4問、作文10点、計30点)

問1
【抽象表現の言いかえ】 配点5点 正答率61.9%
抽象的な表現を具体的な言葉で理解する問題。
その段落で話題になっているものは何なのかをしっかり把握して読み進める。
因果関係と具体・抽象の関係がしっかり把握できていないと、部分的に正しいことが含まれた選択肢にだまされてしまう。

問2
【抽象表現の言いかえ】 配点5点 正答率43.5%
抽象的な表現を具体的な言葉で理解する問題。
問1同様、話題になっているのは何なのかを把握して読み進める。
何についての話題なのかを理解した時点で、ほぼ選択肢をしぼりこむことができる。

問3
【文章の構成】 配点5点 正答率70.4%
文章全体における段落の役割を答える問題。
前後の段落との関係に注目する。
文章の全てを見ようとしなくても大丈夫だが、選択肢はしっかりと読むこと。

問4
【抽象表現の言いかえ】 配点5点 正答率58.2%
抽象的な表現を具体的な言葉で理解する問題。
直前の段落で示されたことが解答の根拠となっているので、それを正しく言い換えた選択肢を選ぶ。
問1、2と同様、話題となっているものを正しく理解することでほぼ答えが絞り込める。

問5
【作文】 配点10点 正答率79.9%(部分正答を含む)
文章を通した筆者の主張を正しく理解することが大事。
文章のテーマを部分的にしかとらえられていないと、問いに即した解答にならなくなるので注意。

 

【説明文の攻略ポイント】
・抽象的な表現がたくさん出てきますが、本文中に何度も出てくる言いかえ表現を手掛かりにして理解することが重要。自分の言葉で理解する必要はありません。
・選択問題は「そこで何が話題とされているか」を把握できればだいたいは絞り込めます。逆に話題がつかめないと「部分的には正しい選択肢」をきちんと排除できずに迷ってしまうので注意!

 

大問5:古文を含んだ文章の読解(各5点×5問、計25点)

問1
【文法】 配点5点 正答率58.2%
文法問題。
品詞を理解しておくことが必要。
品詞が分からなくても、修飾関係を丁寧に把握することで仲間はずれがどれか推測できる。

問2
【会話の内容把握】 配点5点 正答率46.0%
現代文を解くのと同じ手法で会話文の内容から解ける。
なにが話題にされているのかを正確につかむ。

問3
【文章の構成】 配点5点 正答率63.7%
文章構成の問題。
会話文だが説明文同じように構成を意識しながら読む。

問4
【会話の内容把握】 配点5点 正答率51.1 %
現代文である会話の内容から解くことができる。
話題になっているものを正確にとらえ、部分的に正しい選択肢に惑わされないように。

問5
【古文を含む問題】 配点5点 正答率81.9%
漢文の現代語訳に相当する箇所を問う。漢文の基礎は押さえたい。

 

【古典に関する文章の攻略ポイント】
・古文が混じって出てきても、読解のやり方は現代文と同じです。話題をつかみ、選択肢をしっかり読んで部分的に正しいだけのものに惑わされないようにしよう。
・複数の資料を関連付けながら知識を整理する能力が必要になります。文章を大きく読んで構成を把握する視点と、必要な箇所を細かく丁寧に読む視点の両方を養っていこう。これも現代文と同様のポイントです。

 

 

参考資料:平成30年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について

★志望校別対策ページはこちら

 

この記事に対するお問合せはこちら