塾長ブログ

【塾長コラム】「数学ごっこ」はやめよう・その1~なぜ数学を学ぶの?

こんにちは。塾長の飯塚です。お久しぶりのコラム更新となりますが、「これは書かねば」と思う、ちょっと気になることがあり更新いたします。
「数学ごっこ」では数学を学習する意味がないよ!というお話なのですが、
・なんで数学を学ぶの?・数学を学ぶ意味がなくなる「数学ごっこ」ってなに?
といったことも何回かに分けて書いていきます。
「数学」ならでは学習目的をしっかり意識してほしいということでタイトルは数学にしましたが、もちろん小学生の「算数」にも通じることです。
最後までぜひお読みください。

数学をなぜ学ぶの?

数学が苦手な皆さんは、必ず一度は思ったことがありますよね?数学って、計算できればいいんでしょ?と思っている人も多いですよね!
でも、数学は「計算できればいい」科目ではないんです。
確かに小学校低学年の算数では、計算は大きなウエートを占めます。でも数学を学ぶ目的はそこではないようです。

日本の学校教育の根幹となっている学習指導要領には・・・・
数学的活動を通して,数量や図形などに関する基礎的な概念や原理・法則についての理解を深め,数学的な表現や処理の仕方を習得し,事象を数理的に考察し表現する能力を高めるとともに,数学的活動の楽しさや数学のよさを実感し,それらを活用して考えたり判断したりしようとする態度を育てる。
(引用:第2章 各教科 第3節 数学:文部科学省)
と書いてあります。・事象を数理的に考察し表現する能力を高める・数学的活用や数字を活用して考えたり判断したりしようとする態度を育てる
いま、たびたび「教育改革」で取り上げられる「論理的に考える力」を育てようというのが目的のようです。数学で身に着けてほしいものは「論理的思考力」であるということになります。

長くなりましたので、明日に続きます。

塾長 飯塚

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