【塾長コラム】都立高入試・内申1ポイントの価値は?
内申が少し足りないからといって。。。。
都立高校一般入試では当日の得点だけでなく、学校の内申点が大きく影響していきます。
江東区では、前期も終了し通知表が返ってきたかと思います。
通知表の成績が都立一般入試では3割を占めるということは知っていると思いますが、内申1ポイントがどれくらいの価値なのかはご存じですか?
当日の試験:700点→5教科の得点(500点満点)を1.4倍して換算
内申点:300点→オール5だと65点満点(国数英社理5科×5+実技4科×2×5)
つまり内申1ポイント:300÷65=約4.6点
つまり当日の500点満点のテストで換算すると4.6÷1.4=約3.3点となります。
実際は、四捨五入され整数で換算されます。
数学や社会・国語などは1問5点、英語や理科は1問4点問題が多いですね。つまり内申1ポイントよりも、当日の1問のほうが価値が高いことになりますね。
もちろん私立の推薦、併願優遇や都立推薦でも見ていく大事な数字ですので、内申が高いに越したことはないですが、計算ミスや読み間違いなどのくだらないことで内申を上げるための努力を水の泡にしないように、そして1問でも当日拾えるように頑張りましょう。
今大事な学習とは??
内申を上げるための努力は最大限した方が良いのは事実です。
なぜなら一般入試でも頻出の単元が多いからです。しかし、2つ3つくらいであれば、当日のカバーは可能です。
次のテスト対策と並行して余力があれば「知識をつける」時間をたくさん取るようにしましょう。
理社の一問一答形式の問題にとりくみ、覚えることで過去問演習の際に大きく影響してきますよ。
塾長 飯塚