都立高入試 過去問演習を行う際のポイント~社会【その2】語彙力と関連付けがポイント!
★社会【その1】はこちら
大問4(配点20点) 歴史
問1 配点5点 正答率41.6%
古代~中世の並べ替え問題。
選択肢にあるキーワードから時代を判別する。
知らない用語が出てきても臆せず、知っている用語から時代を推測する。
問2 配点5点 正答率62.4%
資料に関連する出来事を判別する問題。
よく登場する年号がどの時代のものかを理解しておくと解きやすい。
また、地理的な用語から判別することもできる。
一問一答的知識だけでなく、普段から多面的に歴史を理解するつもりで学習すること。
問3 配点5点 正答率58.5%
資料の年代を判別する問題。
歴史用語は必ず年代とセットで暗記しておく。
問4 配点5点 正答率45.8%
近現代の並べ替え問題。
選択肢にあるキーワードから時代を判別する。
知らない用語が出てきても臆せず、知っている用語から時代を推測する。
【大問4の攻略ポイント】
・キーワードのみの暗記にとどまらず、時代やつながりのある言葉を関連付けて覚えることが重要。
・また、時代によって若干呼び方が変化する役職や機関の名前なども関連付けて考えるとよい。
大問5(配点20点) 公民分野
問1 配点5点 正答率94.5%
用語の内容を正しく理解する問題。基礎用語だが表面的な理解だと厳しい。
問2 配点5点 正答率78.1%
用語の内容を正しく理解する問題。
似たような性質の用語はしっかり区別できるようにしておくこと。
問3 配点5点 正答率60.2%(部分正答含む)
グラフを読み取る問題。
暗記問題ではないので、丁寧に問題の意図を読み取ることが重要。
この年に限らず、知識がなくてもこたえられる問題が多い。
問4 配点5点 正答率55.3%
グラフを読み取る問題。
複数の条件を照らし合わせ、最も適切な解答を選ぶ。
この問題も知識がなくても資料の読み取りで解答可能。
【大問5の攻略ポイント】
・経済分野の資料読み取り問題は、知識がなくても資料を正確に読み取ることで解ける問題がよく出ます。
資料を読み取る問題の練習が必要。
・政治分野の問題は用語の正確な理解が必要。用語の具体例などが教科書に書いてあるものはそちらを押さえておこう。
大問6(配点15点)分野融合問題
問1 配点5点 正答率24.4%
都市の特徴を判別する問題。
たくさんの条件や用語が登場する。自分が確実に理解できるキーワードを頼りに判別していく。
問2 配点5点 正答率59.4%
国の特徴を判別する問題。
たくさんの条件や用語が登場する。自分が確実に理解できるキーワードを頼りに判別していく。
問3 配点5点 正答率32.5%
近現代史における出来事の年代を判別する問題。
普段の学習で用語を暗記するときは、必ず年代とセットで覚えるようにすること。
【大問6の攻略ポイント】
・大問6で問われているのは社会科的な「語彙力」。一見すると難しいが、ヒントがちりばめられている。
・キーワード一つ一つを理解していくことで取りやすくなるので、わからない用語を調べ直し、理解して「語彙力」をふやしていこう。
参考資料:平成30年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について
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