都立高校入試・エイシン式攻略方法!~数学・・・大問3・4・5
都立高校入試・エイシン式攻略方法!~数学シリーズは「はじめに」からお読みください。
※このコラムは平成27(2015)年共通問題をもとに作成しています。
問題についているA~Cの問題グレード(ターゲット得点別必修問題)の意味については
にをご覧ください
都立高校入試・数学大問3(配点15点)・・・関数
問1 関数(一次関数・座標 中2) 配点5点 正答率82.2% A
問2 関数(一次関数・式を求める 中2)配点5点 正答率54.1% B
問3 関数(一次関数・長さ 中2) 配点 正答率24.3% D(ただし今年はC)
※関数であることは毎年同じだが、
H27年一次関数⇒26年二次関数⇒25年二次関数⇒24年一次関数⇒23年二次関数と
どちらが出るかは絞れない。
27年度入試は易しかったが、二次関数が出る年は正答率が落ち着く傾向にある。
特に問2。
<エイシン式対策法・都立入試数学大問3>
・変域を求める問題が出る年も多い。
変域をしっかりマスターすること。特に二次関数。
・問2はここ3年、式を求めるものが続いている。
式の求め方はしっかり理解すること。
・問3は、今年は正答率が高いが難問が多い。
ターゲット点80点未満は、対策にも本番にもあまり時間をかけないこと。
ここを取りに行く生徒は文字を使って面積~座標を求める問題をマスターする必要あり!
都立高校入試・数学大問4(配点17点)・・・平面図形(合同・相似を利用)
問1 図形(角度・円利用 中3) 配点5 正答率52.3% A
問2① 図形(合同証明・円周角利用 中3)配点7 正答率78.6%(部分点込) A~B(Aは部分点狙い・Bは満点狙い)
② 図形(長さ・円周角利用 中3)配点5 正答率15.0% E(ただし今年はD)
※証明は合同が出る年(H27・25・23など)と相似が出る年(H26・24・22)が交互に来ているので今回は・・・・どうでしょう?
<エイシン式対策法・都立入試数学大問4>
・問1は難しくはないが都立特有の問題でテキストに例題が少ない。
過去問や都トレ、模試の解き直しなどで慣れておくこと!
・問2の証明は部分点がつく可能性が非常に高いので飛ばさない!戦う意思を見せること!
満点が取りたい場合は、証明の型を覚える⇒じっくり考えて自ら答えを出すトレーニング。
・問3は今年は、例年になく正答率が高かったが、本来は5%未満の難問が多い。
ターゲット点80点以下は、対策にも本番でもあまり時間をかけないこと。
ここを取りに行く生徒は、合同や相似を利用した面積比の応用問題を、じっくり解く練習を。
練習では1問15分は投げ出さずに自分で何とかする意思を持つ!!
都立高校入試・数学 大問5(配点10点)・・・空間図形
問1 図形(角度・中1) 配点5 正答率 36.5% B
問2 図形(体積・中1) 配点5 正答率 4.6 % E(ただし今年はD)
<エイシン式対策法・都立入試数学大問5 対策法>
・問1見た目複雑でも、断面図の作図で、簡単になるものがほとんど。
正答率の割に穴場
・問2は今年は、正答率が高かったが、本来は3%未満の難問が多い。
数学ターゲット点80点以下は、対策にも本番でもあまり時間をかけないこと。
ここを取りに行く生徒は、図形を切り取っていく問題などをしっかり対策する。
三平方の空間利用も。
過去問や他県の入試問題を練習し、練習では1問15分は投げ出さずに自分で何とかする意思を持つ!!