都立高入試 過去問演習を行う際のポイント~数学【その1】「○○」という言葉を使わない

都立高入試 過去問演習を行う際のポイント~数学【その1】「○○」という言葉を使わない

これから過去問演習を行おうという皆様へのアドバイスです。
まずははじめにをお読みください。

さて、科目別2回目は数学についてに書いていきたいと思います。
「はじめに」でも書きましたが、過去問演習は勉強ではありません。やった後が大事。
数学の過去問演習を行うポイントは「○○」という言葉を使わない!です。
答えは【大問1攻略のポイント】にあります。探してみてください。

数学は、5教科の中でも一番「パターン学習」が重要な科目です。
ほかの教科は毎年必ず××が出る!とは言いにくいですが、数学は毎年解き方は同じだったり似ていたりして、数字が変わるだけというものも多く、毎年出ないが隔年で出るというものも多いです。

受験校ごとの目安得点を参考にターゲット問題を設定して確実に正解できるよう対策をたてるなど、きっちりと作戦を立てて受験勉強を行ってください。

 

ターゲット得点別必修問題

以下のカッコ内は大まかな学校レベル。内申点によっても異なります。

苦手教科を数学でカバーする人はワンランク上を目指そう!

・55点(※葛飾野・日本橋・篠崎レベル)・・・A問題を確実に取る!

・65点(※小岩・晴海総合・東レベル)・・・A+B問題を確実に取る!

・75点(※深川・江戸川レベル)・・・A+B問題を確実に+Cを1問は取る!

・85点(※小松川・城東レベル)・・・A+B+Cを確実に取る!

※問題レベルは易しい順にA/B/C/D/Eとしています。(塾長・飯塚が設定)
<A満点:68点(証明満点を想定)A+B満点:73点 A+B+C満点:85点>

それでは2018年度の分析です。

 

大問1(配点46点)…小問集合

問1 数の計算(文字なし 中1) 配点5点 正答率94.6%  A

問2 計算(文字式 中1) 配点5点 正答率92.3%   A

問3 計算(平方根・展開 中3) 配点5点 正答率80.2%  A

問4 計算(一次方程式 中1) 配点5点 正答率88.4 %  A

問5 計算(連立方程式 中2) 配点5点 正答率92.4%   A

問6 計算(二次方程式 中3) 配点5点 正答率91.3%  A

※問7 小問(資料の活用 中1) 配点5点 正答率80.1%  A

※問8 小問(平行と合同 中2) 配点5点 正答率87.2%  A

問9 作図(垂直二等分線利用 中1) 配点6点 正答率83.2% A

※問7・8は入試年度により出題範囲が異なる。他は毎年ほぼ同じ。

(2012(平24)年度)問7:関数(変化の割合)問8:確率

(2013(平25)年度)問7:度数分布(割合) 問8:求角(円周角)

(2014(平26)年度)問7:中央値 問8:求角(円周角)

(2015(平27)年度)問7:二次関数・変化の割合 問8:確率

(2016(平28)年度)問7:相対度数 問8:求角(円周角)

(2017(平29)年度)問7:二次関数・変域 問8:確率

(2018(平30)年度)問7:度数分布(割合) 問8:求角(平行線と角)

 

【都立高共通問題・数学大問1対策のポイント】

・計算は練習あるのみ!

・数学における「計算ミス」は練習不足のあかし。決して「不注意」ではないので「ミス」という言葉は使わず、過程(=途中式)での間違いの原因を見つけよう。
そして克服するための練習をたくさんして、原因究明を毎回しよう。(ここは先生に相談してください。)

・文章題は都立高校共通問題の数学大問1ではほぼ出ません(ただし大問2では出る)が、確率・資料の活用の分野は要復習。

・作図は、垂直二等分線、角の二等分線の使い分けをできるように覚えること!
作図問題はほぼこれを覚えればOK!あとは問題を「〇〇〇二等分線を使う」と読み替えていく作業だから、点が取りやすい!

 

大問2(配点12点)・・・文字式(文章題・証明)

問1 文字式(体積 中1) 配点5点 正答率 35.7% C(ただし今年はA)

問2 式の証明(中1) 配点5点 正答率 35.9% C(部分正答含む)
※文字式であることは毎年同じ。ただ、自然数や倍数、図形(求積)など様々。

正答率は毎年問1、問2ともにだいたい20~30%。

 

【都立高共通問題・数学大問2対策のポイント】

・問1は式の立て方を確認する。文章を読んで数式に翻訳する作業の練習を積めばOK!
過去問パターンは求積や規則性の問題など限られているので、自分がどの系統の問題でとれていないかを分析し類題を解く!

・問2は
A=B、B=CよってA=C
という形の証明問題。パターンが決まっているので反復しよう!

 

 

〇〇という言葉、わかりましたか?「ミス」ですね。
ミスという言葉を使っているうちは、いつ「計算ミス」が起きてもおかしくありません。
答えを確認するだけではなく、途中式などの作り方にも課題をみつけていきましょう。

 

 

★数学【その2】はこちら

 

 

参考資料:平成30年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について

★志望校別対策ページはこちら

 

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